有名な銘柄は軒並み株価が上昇していて買える銘柄がない…。ただ、上昇相場は逃したく無く、良い銘柄ないですか?
では、今回はローリスクミドルリターンと呼ばれるネットネット株の中から、個人的に気になる5銘柄を紹介します!
日経平均は半導体銘柄などの値がさ株を中心に株価が高騰。ウォッチしていた大型株の株価はいずれも高値圏にあったり、「いずれAIバブルが崩壊する」などの論調もあり、なかなか積極的に買い増しづらいタイミングではないでしょうか。
そんなタイミングでもローリスクに投資できるのがネットネット株。すでに超割安株なため、暴落局面でも下値が限定的な銘柄と考えることができます。※ネットネット株が何か?については以下の投稿をご覧ください。
また、下値が限定的なだけではなく、株価是正につながる「きっかけ」さえあれば高いリターン(グロース株ほどではありませんが)に期待することができます。
そこで今回はネットネット株の中でも、株価是正に向けた期待の高い5銘柄を紹介します!
スクリーニングは以下の条件で行っています。スクリーニング後、全銘柄の決算短信からネットネット指数を計算の上、IR資料を見ながら気になる銘柄の選定を行っています。
スクリーニングにはマネックス証券の銘柄スカウターを使っています!
超高層ビル(スカイツリーなど)の建設に必要な鉄骨の製造を行うメーカー。2/26に自社株買いと、今後提示する中期経営計画にてROE/PBRの向上を目指していくと公表。
無借金経営で財務も盤石なだけに中期経営計画の内容次第では、株価是正の期待も高いのではないかと考えています。
愛知県豊田市が本社の超硬工具メーカー。主要取引先はトヨタ自動車や日産自動車などの自動車メーカーで、エンジン部品の加工などで使用されることから、EVシフトによる需要減の懸念もあり株価超割安銘柄。
中期経営計画では2025年度までの増配を公表しており、増配想定の2025年度配当利回りは4%を超える銘柄です。
ベントナイト(特殊粘土鉱物)の最大手企業。国内での採掘(海外からは調達)から製造・加工までを行い、化学メーカーや自動車メーカーなどに供給を行うガラス・土石製品業種の企業です。
無借金経営で配当利回りも4%弱と高く、資本政策に関する言及こそないがここ数年は配当性向の向上、自社株買いなど変化の兆しあり。
大手塗料メーカー。建材仕上塗材で国内首位級のシェアを誇り、建材用から化学化製品まで幅広く手掛けています。
直近では原材料高の影響で収益性がやや低下気味も、総じて安定した業績を誇るも割安水準な銘柄。キャッシュリッチながら配当性向低く、23/3期の有価証券報告書に初めて「ROE/PBR」などの文言が表記されたことから、是正への期待も。
半導体・電子部品等を扱うエレクトロニクス専門商社。フィリピンで受託加工など、製造機能も一部併せ持つ企業ですが、24/3期の減益予想以降株価が軟調な割安銘柄。
24/3期が中期経営計画の最終年であり、財務は盤石なだけに資本政策の見直しに期待している銘柄です。
この銘柄はスクリーニング条件外ですが、他で紹介されてるのを見て気になった番外編銘柄です。
いかがでしょうか?気になる銘柄とかあれば、ぜひコメントお待ちしています!