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【日本たばこ産業(JT)】高配当銘柄の代表格にも減配リスクあり!?

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高配当銘柄の代表とも言える日本たばこ産業(JT)。ただ、過去には減配もあり、手放しにバイアンドホールドとは言えない側面もあります。今回はそんなJTへの投資にあたって認識しておくべき情報を解説していきます。

こんな人におすすめ
  • 配当利回り約5%の高配当銘柄を探している
  • グローバルで活躍する企業を探している
  • 食料品セクターの銘柄を探している
結論

※A〜Hの投資分類はこちらを参考にしてください。

こいち
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成長の鈍化により「E」に近づかないかは注意が必要ですね。

JT

日本たばこ産業

社名の通り日本国内で唯一たばこの製造を行う企業であり、国内外にたばこの販売を行っています。国内では唯一の企業であり、グローバルで見ても販売数量ベースで世界第3位の企業となります。

政府が大株主で独占(占有)権あり

法律に基づき、株式の3分の1以上は政府(財務省)が保有しなければならないと規定されており、たばこ製造の独占権が認められています。一方で、日本産の葉たばこの全量買取契約が義務付けられています。

事業内訳

セグメント別関連会社/事業詳細
  • たばこ
    • 世界核国でたばこの製造・販売。加熱式たばこの製造も
  • 加工食品(テーブルマーク)
    • 冷凍麺、冷凍お好み焼、パックごはんなど
  • 医薬(鳥居薬品)
    • 医療用医薬品の研究開発、製造販売

たばこ以外の事業は?

冷凍食品で有名な「テーブルマーク」や医薬品を製造する「鳥居薬品」をグループ企業としています。ただ、売上シェアは低く、業績はたばこ事業に依存していると言えます。

加熱式たばこのシェアは?

「PloomX」ブランドで世界に展開してますが、グローバルシェアは約1割程度とされます。1位は米フィリップ・モリスの展開する「IQOS(アイコス)」。2位に英ブリティッシュ・アメリカン・タバコの「glo(グロー)」と続いており、加熱式たばこ市場ではやや出遅れています。

海外比率

海外比率は約80%と高く、為替の影響は大きいと言えます。日本を除く27の国に展開していますが、詳細の国別の売上は公表していません。

ロシア市場の割合は?リスクは?

ロシア比率は公表しており、2023年度通期見込みで売上の約11%、営業利益の約25%であるとしています。他社が撤退する中、JTは継続して審議を続けていくとしています。

こいち
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逆風強いですが、利益ベースで4分の1を占めるだけに手放したくないのが本音ですかね。

業績/財務/配当の安定性

売上/営業利益率

過去最高益/増益の理由は?

22/12期は円安効果および価格改定の影響もあり増収増益。特に海外比率が高いため、円安の効果はかなり大きいと言えます。

営業利益率の高さ/安定の理由は?

販売数は減っても、日本国内で唯一製造を許可されているため単価を上げやすい。独占企業ならではの安定感と言うことができます。

EPS/ROE

企業価値向上の取り組みは?

ROEは一時期よりは低いですが、依然10%超えと高い値をキープ。自社株買いは定期的には行っていません。

こいち
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現時点でROEは資本コストを上回っているとしており、取り組みは現状維持といったところでしょうか。

自己資本比率

財務の安全性は?

有利子負債比率は27%と低く、流動比率も170%超えの高水準。上図の自己資本比率と合わせても財務は問題ないです。

こいち
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主要株主が財務省ということもあり、無茶な投資はしないという点も安心材料と言えます。

配当/配当性向

  • 配当利回り:4.91%
  • PER:14.64倍
  • PBR:1.73倍
  • 株主優待:なし ※2022年12月をもって廃止

過去減配あり?

21/12期は微減ですが減配。純利益が年々減少し、配当性向が高まっていたことを受けて上場来初の減配となりました。

配当方針は?

配当性向の目安は75%とするとしています。これまでの「1株あたり配当⾦の安定的/継続的な成⻑」という方針から、業績連動性の要素が高まったと考えることができます。円安を追い風に足元では好業績ですが、今まで以上に注目する必要があります。

株価/将来性について

株価上昇理由は?

年初来で日経平均をアウトパフォーム。23/12期の決算の結果をポジティブに捉え、株価が上昇しています。円安効果および値上げの浸透が業績を押し上げているとしています。

成長余地は?

日本国内は人口減少で需要の拡大が見込めませんが、世界人口は今後年平均成長率6.7%の勢いで成長いくとしています。M&Aを通じて成長市場への進出しており、まだまだマーケット自体は拡大していく見込みです。

SDGsはリスク?

前述の通りロシア市場が短期的なリスクと考えられます。中長期的にはSDGsの機運が高まっていることもあり、先進国を中心に逆風となることが想定されます。また、加熱式たばこの普及により、出遅れているJTにとってはリスクとも考えられます。

まとめ

  • 独占企業ならではの安定感と営業利益率の高さ
  • 販売単価の上昇と円安の効果もあり、ここ数年業績伸長で株価も上昇
  • 一時減配あるも、好調な業績の結果復配しており、配当利回りは約5%
  • 利益の約4分の1を占めるロシア市場や、SDGsの高まりはリスク
  • 今後の業績次第で減配のリスクはありますが、一気に凹むことは考えにくい銘柄
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投資家/コンサル
投資家ブロガー(投資歴5年)/日米高配当株を中心に個別株に投資中/経歴:大手メーカー→スタートアップ→外資IT→コンサル(独立)

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