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【ルネサス】AIブームから出遅れで割安?半導体関連の中でも上昇率が限定的な理由とは

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生成AIブームを筆頭に株価が好調な半導体関連銘柄の中において、やや出遅れ感のあるルネサスエレクトロニクス。注目のAIやデータセンター向けの比率が低いことがその理由だと考えられます。

今回はそんなルネサスエレクトロニクスの注目すべきポイントや企業の詳細について考察していきます。

こんな人におすすめ
  1. ルネサスエレクトロニクスへの投資判断に悩んでいる
  2. ルネサスエレクトロニクスの株価が出遅れている理由が知りたい

ルネサスエレクトロニクス 会社概要

車載マイコン世界首位級の半導体メーカー

車載マイコンで世界トップクラスの半導体メーカー。三菱電機および日立製作所から分社化したルネサステクノロジとNECから分社化したNECエレクトロニクスの経営統合によって、2010年に設立された企業です。

強み・特徴

車載向けに強く、今後はパワー半導体向けなどを強化していく方針。M&Aで積極的に事業展開を行なっています。

こいち
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直近もTransphorm社を買収し、GaN技術の獲得を目指すなどパワー半導体で世界と勝負できるか注目

事業ポートフォリオ

セグメント詳細
  • 自動車向け:車載向けマイコン、SoC、アナログ半導体、パワー半導体
  • 産業・インフラ・IoT向け:産業、インフラ、IoT向けマイコン、アナログ半導体等

データセンターやAI向けなどの今流行りのテーマが占めるシェアは全体の2〜3%。自動車向けでもADASやEV向けは自動車全体の15%前後と高くありません。

こいち
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昨今のAIブームの恩恵は少なく。先端というよりは旧式の半導体が中心ですね

海外比率

海外比率は約75%と高く、為替の効果は大きいです。

ルネサスエレクトロニクス 過去業績

売上/営業利益率

業績上昇理由

21年8月に買収が完了したDialog社の連結効果や円安効果に加え、自動車向けが伸長したことにより22/12期に大幅増収増益。23/12期もIoT向け不調も、自動車向けの好調が継続。

こいち
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24/12期予想は非公表。1Q終了時点では前期比大幅減益とやや厳しいスタートに

EPS/ROE

着眼点
  • EPSは上昇傾向
  • ROEは8%を継続的に超えているか(8%未満の場合は上昇傾向かどうか)
  • 資本政策に積極的に取り組んでいるか

企業価値向上策/資本政策

業績の上昇に伴い、株主還元も徐々に行なっていく方針ですが、M&Aを中心とした戦略的な投資を行なっています。自社株買いと戦略投資をバランス取りながら行なっていく方針。

こいち
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資本政策に期待というよりは業績次第と言える銘柄です

自己資本比率/フリーキャッシュフロー

23/12末時点
  • 有利子負債比率:32.52%
  • 有利子負債額:6509億円
  • 現金等:4347億円
  • 流動比率:96.6%

財務の健全性は?

2010年代前半から財務は良化傾向。M&Aで大きな支出が時よりありますが、ここ2年連続2000億円超えのフリーキャッシュフローを稼いでおり、自己資本比率も60%超えと高水準。

配当/配当性向

※2024/05/07時点
  • 配当利回り:—%
  • PER:—倍(実績ベース:13.7倍)
  • PBR:2.10倍
  • 株主優待制度:なし

株主還元方針/配当政策

強靭な財務体質を目指しつつ、継続的かつ安定的にその利益の一部を還元することを基本方針としています。これまでは経営環境が不安定であり無配が続いていましたが、23/12期は配当を再開予定。

こいち
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22年6月、23年4月の2回にわたって自社株買いをするなど、成長投資優先ながら株主還元も徐々に行なっています

ルネサスエレクトロニクス 株価推移

直近1年パフォーマンス

2024/05/07を起点とした直近1年のパフォーマンスは上図の通り。日経平均をアウトパフォームしているものの、好調な半導体銘柄の中では上昇率はさほど高くないと言えます。

こいち
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実績PERも13倍と他半導体メーカーと比較しても過熱感はさほどありません

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上昇率が高くない理由

昨今の半導体ブームの火付け役は「生成AIブーム」によるものが大きいですが、前述の通りルネサスエレクトロニクスはAI比率が低いです。同じく注目のデータセンター関連と合わせても全体の2〜3%と軽微であるため、株価の上昇率も限定的だと考えられます。

こいち
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パワー半導体とかの注目度が高まれば期待値も上がるかと。ただ、競争も熾烈なので動向には注目です

ルネサスエレクトロニクス まとめ

ポイントまとめ
  • 車載向けに強い半導体メーカーであり、今後はパワー半導体に注力
  • 円安は自動車向けが好調であることから22/12期に業績大幅拡大
  • 財務も良化傾向であり、23/12期は復配し自社株買いも実施
  • AIやデータセンター向けは少ないため、昨今の半導体ブームからは出遅れ
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投資家/コンサル
投資家ブロガー(投資歴5年)/日米高配当株を中心に個別株に投資中/経歴:大手メーカー→スタートアップ→外資IT→コンサル(独立)

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