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【オカダアイヨン】14期連続増配プラス株主優待も!今後の成長も期待の銘柄を解説!

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売上200億円台の小型銘柄になりますが、14期連続増配に加え株主優待ももらえるオカダアイヨン。市場の注目度こそあまり高くありませんが、優良銘柄オカダアイヨンの投資妙味に関して考察していきます。

こんな人におすすめ
  • 安定した配当に加え、株主優待付きの銘柄が好み
  • 累進配当の銘柄を探している
  • 配当はそこそこに、株価成長の期待もできる銘柄を探している

オカダアイヨン

主要取引先は日立建機

ショベルの先端に取り付けるアタッチメントの製造・販売を行うメーカー。ニッチな業界ですが、業界トップシェアを誇る企業です。

国内外すべての建機に取り付けられるアタッチメントを製造しており、主要取引先は日立建機、その他コマツ、キャタピラー、コベルコ建機など幅広い建機メーカーに部品を供給しています。

圧砕期主力/林業も

セグメント詳細
  • 解体環境アタッチメント
    • 圧砕機、油圧ブレーキ、つかみ機、環境アタッチメント、その他アタッチメント
  • 林業・大型環境・ケーブルクレーン他
    • 林業機械、大型環境機械、ケーブルクレーン、その他機械
  • アフタービジネス
    • 捕材、修理

主力製品は?

主力は圧砕機。ショベルの先端につけてコンクリートなどを粉砕する機械であり、主に解体工事の現場で用いられます。

2017年に南星機械を買収したことにより、林業向けの機械も展開しており、ここ数年需要拡大により売上を大きく伸ばしています。

オカダアイヨンの強み/特徴は?

瓜きりのビジネスではなく、全国に構える営業所で修理・補修のアフターメンテナンスまで自社で展開。商品力に加えたトータル提案を強みとしており、競争力の源泉となります。

海外比率

成長余地は?

海外では米国でのM&Aや拠点拡大により、着々と海外比率を高めています。2022年末にはシカゴの企業を買収。よりマーケットの大きい海外需要を取り込むべく、積極的に海外展開を進めている最中になります。

注力市場の米国、欧州、アジアにおける2021〜2025年のCAGR(年平均成長率)は約7.0%。日本国内も約6.2%と、まだまだ成長余地が残されている市場です。

業績/財務/配当の安定性

売上/営業利益率

増収増益/過去最高益の理由は?

国内は主力製品の圧砕機の需要が堅調で、ケーブルクレーンの大型受注も業績に寄与。海外は円安効果もあり北米が増進しており、市場開拓が進む欧州やアジアも増収。特定の要因というよりは、ほぼ全ての商品・地域で業績が伸びています。

EPS/ROE

中期経営計画の目標は?

売上高300億円以上、営業利益30億円以上、時価総額300億円以上のトリプル3。売上高伸び率 10%以上、営業利益率10%以上、ROE10%以上のトリプル10を定量的な目標を掲げています。

自社株買いを定期的に行っている訳ではありませんが、EPS、ROEともに右肩上がりで更なる成長に期待です。

こいち
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目標の妥当性は少し疑問ですが、成長やNo.1に向けた意思の強さはすごい感じる企業です。小手先で企業価値を向上させるというよりは、企業を強くして業績を上げていくことに注力しています。

自己資本比率

有利子負債比率は66%、流動比率は148%、上図の自己資本比率と合わせ及第点の水準と言えます。投資も積極的に行っており、バランスの取れた財務と言えるのではないでしょうか。

配当/配当性向

  • 配当利回り:2.85%
  • PER:10.58倍
  • PBR:1.23倍
  • 株主優待制度:あり

累進配当/14期連続増配

今期も増配を予定しており、これで14期連続増配となる見込みです。また、IR資料内で累進的配当方針とすると宣言しており、今後も安定した配当に期待の持てる銘柄です。

株主優待制度

保有株式数に応じて、株主優待ポイントを贈呈。ポイントに応じて5,000種類以上の商品からお選びいただける制度を設けています。ポイント表は以下の通りです。

引用:オカダアイヨン 株主優待・手続き事項(https://www.aiyon.co.jp/ir/procedure/)

競合比較

マーケット的に大きな市場ではなく、圧倒的な企業が存在しません。中でも、オカダアイヨンは安定した業績が続く企業です。まさに小さい池の大きな魚と言える銘柄ではないでしょうか。

株価/将来性について

株価上昇の理由は?

24/3期に入り、好調な業績もあり堅調な株価推移。日経平均、競合他社比ともに年初来で大きくアウトパフォーム。決算内容や業績、配当の上方修正がポジティブに働いていると考えられます。

今後の将来性/上昇余地は?

前述しましたが、注力市場の米国、欧州、アジアにおける2021〜2025年のCAGR(年平均成長率)は約7.0%。日本国内も約6.2%と、まだまだ成長余地が残されている市場です。海外戦略も積極的に進めており、業績上昇とともに株価上昇も狙えるのではないかと考えています。

国策銘柄?

農林水産省は森林整備の促進を目的に、24年度から森林環境譲与税を導入。花粉症対策としてスギ人工林の削減を目標に伐採・植替えの推進を進めるなど、国の方針も同業界を後押しする材料になりそうです。

まとめ

  • 国内・海外ともに業績堅調で右肩上がりに成長中
  • 海外展開を積極的に進めており、まだまだ市場拡大の余地が大きい
  • 森林整備やスギ人工林の伐採など、国策銘柄としての後押し材料も
  • 14期連続増配の累進配当銘柄として、今後も安定配当に期待
  • 配当利回りはやや物足りないが、中長期の成長期待込みで保有したい銘柄
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投資家/コンサル
投資家ブロガー(投資歴5年)/日米高配当株を中心に個別株に投資中/経歴:大手メーカー→スタートアップ→外資IT→コンサル(独立)

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