【enish】株価乱高下の理由とは?大幅上昇、大幅下落続きの原因を考察
2024年に入り、株価の乱高下が続くenish。新作ゲームリリースの思惑によって株価が短期間で大きく動いている銘柄になります。今回はその背景や企業概要について考察していきます。
- enishへの投資判断に悩んでいる
- enishの株価上昇/下落理由が知りたい
enish 会社概要
モバイルゲーム開発
スマホ等のモバイルゲーム開発・提供会社。ゲームプラットフォーム経由でソーシャルアプリの企画・怪異発・提供を行うモバイルゲーム事業を展開しています。主要取引先はアップル、グリー、Googleなど。
「進撃の巨人Brave Order」やドラえもんをキャラクターとしたゲームを年1〜2本のペースでリリースしています
事業ポートフォリオ
エンターテインメント事業の単一セグメントで事業を展開しており、ゲーム運営による課金収入が収益のほとんどになります。
海外比率
日本国内での売上が90%を超えるため、海外売上は公表していません。
日本・中国・韓国の3カ国での開発・配信体制を構築し、英語圏への配信にも注力しています
enish 過去業績
売上/営業利益率
業績上昇/下落理由
ドラえもんをキャラクターとしたスマホゲームなど新作もリリースしていますが、開発費が先行しており依然として大幅な営業赤字となります。2024年12月期の業績予想は公表していません。
EPS/ROE
企業価値向上策/資本政策
2015年以降、赤字続きのため資本政策に関する言及はありません。業績の立て直しが急務となります。
自己資本比率/フリーキャッシュフロー
- 有利子負債比率:148.58%
- 有利子負債額:7.5億円
- 現金等:7.08億円
- 流動比率:116%
財務の健全性は?
有利子負債比率は約150%と高く、自己資本比率も30%未満と財務には不安が残ります。何よりフリーキャッシュフローが赤字続きであり、財務が固いとは言えません。
配当/配当性向
- 配当利回り:—%
- PER:—倍
- PBR:6.04倍
- 株主優待制度:なし
株主還元方針/配当政策
総配分成功を重視しつつ、より高い水準に引き上げることを目指すとしており、総配分成功20%を目処とした業績に応じた株主配当を継続的に実施していく方針です。
ただ、ここ数年は赤字続きで無配が続いています
enish 株価推移
直近パフォーマンス
2024/08/20までの年初来パフォーマンスは上図の通り。約170円〜370円の間で大きくアップダウンを繰り返しており、非常にボラティリティが大きい展開となっています。
株価変動理由
新作ゲームの動向をめぐって値動きの荒い展開が続いています。新作ゲーム「De:Lithe Last Memories」をめぐって、当初のリリース予定から複数回の延期を経てリリースされた経緯などから、リリース直後も思惑が錯綜しており株価が大きく変動しています。
仕手株とも考えられるので注意が必要ですね
enish まとめ
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