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【双日】累進配当導入で株価急上昇の高配当銘柄!PBR1倍割れで割安放置?

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中期経営計画にて累進配当を公表した双日。人気が高まる総合商社の中でも、株価は割安に放置されておりPBR1倍割れの状況が続きます。今回はそんな双日への投資妙味に関して考察していきます。

こんな人におすすめ
  • 総合商社への投資を検討中
  • PBRが1倍を割れている割安銘柄を探している
  • 双日への投資を検討中
  • 累進配当を宣言している安定配当銘柄を探している

双日

7大商社の一角

2003年設立の総合商社。日本の7大総合商社(5大総合商社+豊田通商、双日)に数えられます。ニチメンと日商岩井の株式移転によって設立された企業であり、双日としては2003年設立ですが、前身の2社は1890年代に発足した歴史ある企業です。

社長交代

2024年4月1日付で上村執行役員が社長に昇格予定。化学部門やエネルギー分野を長く担当した方になります。

セグメント/事業内訳

他総合商社と比較しての強み/特徴は?

国内民間航空機代理店としてNo.1のシェアを誇る、航空宇宙事業は双日の特徴と言えます。航空機の他に化学品事業やオートモーティブ事業に強みを有します。

セグメント内訳及び代表企業
  • 化学品:化学製品のトレードビジネス
    • 代表企業:双日プラネット
  • 金属・資源・リサイクル:鉄鋼総合商社ビジネス、資源権益(炭鉱操業)
    • 代表企業:メタルワン
  • オートモーティブ:日本、欧州などでの中古車自動車販売業
    • 代表企業:双日オートグループジャパン
  • 航空宇宙・輸送PJ:航空機の代理店販売、空港運営、北米鉄道事業
    • 代表企業:双日エアロスペース
  • 生活産業・アグリ:肥料や食料・飼料などのトレード
    • 代表企業:双日建材、日商岩井紙パルプ
  • リテール・コンシューマー:北米産冷凍牛肉の輸入、ベトナムでの小売事業
    • 代表企業:双日食料
  • インフラ・ヘルスケア:脱炭素・エネルギー、医療・ヘルスケア、通信
    • 代表企業:エルエヌジージャパン、さくらインターネット

資源/非資源割合

23/3期は一過性要因含め、資源割合は5割強。他総合商社と比較しても平均的な割合となります。非資源を強化しており、上図の通り年々上昇傾向となります。

海外比率

海外比率は5割強。主にアジア・オセアニアの比率が高く、中でもベトナムでの事業展開が顕著であり、強みと言えます。

ベトナム(東南アジア)で積極的な事業展開

ベトナム戦争以降、ベトナムという国に可能性を見出し、国家建設への協力など国家の発展に貢献してきた歴史があります。ミニストップベトナムや物流事業など、今でもベトナム市場に積極的に進出。

業績

売上/営業利益率

22/3期、23/3期と資源価格の上昇、円安による押し上げ効果により総合商社全体的に業績好調。双日も石炭価格の上昇を追い風に、金属・資源・リサイクル事業が利益を押し上げています。

EPS/ROE

ここ数年は自社株買いもコンスタントに行っており、 EPS/ROEともに上昇傾向。セグエントごとにROIC目標を設定してIR資料で公表するなど、株主還元姿勢は非常に高い会社と言えます。ただ、資源価格による影響が大きいため、今後も変動幅は大きいことが予測されます。

自己資本比率など財務指標

自己資本比率は年々良化傾向で他総合商社並の30%台まで上昇。有利子負債比率も良化傾向ですが、100%超えのやや高い水準です。

事業投資を多く行う業態ですが、稼いだキャッシュと資産入替によって回収したキャッシュで、新規投資と株主還元を行うことを基本方針としています。

配当/配当性向

  • 配当利回り:3.90%
  • PER:7.93倍
  • PBR:0.83倍
  • 株主優待制度:なし

累進配当導入

2023年11月27日に公表された「中期経営計画2026」にて期間内(2024〜2026年度)は累進配当を宣言。調整後DOE4.5%とした累進配当を基本方針としています。

従来はDOE4%を目安としていたため、増配への期待も高まります。

調整後DOE:支払配当÷前期末調整後自己資本(為替換算調整等の一過性変動要素を除外した自己資本)

PBR1倍割れ

2023年度を最終年とする、中期経営計画にてPBR1倍割れ是正を目標に掲げていましたが、目標の中で唯一未達に終わっています。他総合商社が軒並み改善が進んでいることからも、是正に向けた動きが加速する可能性が高いです。

自社株買い

現在の中期経営計画(2021年度〜2023年度)以降、自社株買いが加速。前述の通り、PBR1倍割れは引き続き課題のため、今後も期待できるのではないでしょうか。

競合比較

唯一の時価総額1兆円割れで割安?

他総合商社と比較しています(画像をスライドすると5大商社の比較も見れます)。時価総額は唯一の1兆円未満であり、PBR1倍割れているのも双日と住友商事のみとなります。他社比較ではまだまだ割安と言えるのではないでしょうか。

株価

日経平均とは年初来でほぼ同じようなパフォーマンスですが、総合商社比で見るとアンダーパフォームしています。他社がバフェット銘柄として注目を集めている中、取り残されている感がありますね。

今後の株価予想

他総合商社がPBR1倍割れを解消しているだけに、今後も是正に向けた動きは加速するものと考えられ、累進配当もその一環であると言えます。ですので、少なくともPBR1倍回復までは株価上昇の可能性も高いと考えられます。

まとめ

  • 7大総合商社の一角であり、規模は一番小さいが東南アジア(ベトナム)に強み
  • 資源価格上昇により、ここ数年は業績が拡大中
  • 7大商社で唯一時価総額1兆円未満、PBRも1倍割れと企業価値向上が課題
  • 対策の一環として累進配当を宣言するなど、今後もPBR是正への動きが加速すると予測
  • 累進配当で安定配当を得つつ、株価上昇余地もある銘柄
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投資家/コンサル
投資家ブロガー(投資歴5年)/日米高配当株を中心に個別株に投資中/経歴:大手メーカー→スタートアップ→外資IT→コンサル(独立)

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