2024.06.12

【宇宙開発関連銘柄一覧】H3/SLIM関連銘柄から新興ベンチャーまで注目企業をピックアップ

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2024年は1月にJAXAが小型月着陸実証機「SLIM」の打ち上げに成功。さらに2月には日本の新たな主力ロケット「H3」の打ち上げに成功し、6月末にも再度の打ち上げを予定するなど、動きが活発化しています。

5月には自民党の宇宙・海洋開発特別委員会のメンバーが岸田首相と面会し、政府の宇宙関係予算を毎年度1兆円に増額するよう求める提言を渡すなど、国策銘柄としての注目が高まっています。

こいち

国防の観点からも、今後も各国の宇宙開発が加速していくことは間違いなく、産業としても期待される領域です

そこで今回は宇宙開発関連銘柄の一覧をリストアップしてみましたので、ぜひ参考にしてください。

こんな人におすすめ

宇宙開発関連銘柄を知りたい
中でも注目すべき企業について知りたい

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Contents

宇宙関連テーマ
宇宙関連銘柄リスト

宇宙関連テーマ

宇宙関連ビッグ4

宇宙関連銘柄といって真っ先に思い浮かぶのがロケット。イーロン・マスク氏率いる米「スペースX」などが最近では注目を集めています。

日本では「ビッグ4」と呼ばれる4社が先頭で牽引。ロケットの三菱重工、IHI、人工衛星のNEC、三菱電機が大企業の中では有名どころの企業と言えます。

こいち

H3ロケット打ち上げ成功の際には三菱重工も大きく株価上昇していましたね

昨年末から注目を集めているSLIM、H3に関連する銘柄は以下の通りです。

SLIM関連銘柄

主力としてはメインエンジンに関連する三菱重工業や京セラ。他にも姿勢制御（スラスター）のIHI、着陸レーダーの三菱電機と続き、薄膜太陽電池のシャープ、ラミネート電池の古河電池、故障予測ソフトのセック、変形型月面ロボットのタカラトミーなどが代表的な関連銘柄です。

H3関連銘柄

H3関連銘柄でも主力となるのは、エンジンやロケット射点整備を担う三菱重工業。続いて液体酸素・液体水素ターボポンプを担うIHI、ロケット用慣性センサユニットを担う日本航空電子工業が代表的な銘柄となります。

こいち

関連銘柄はたくさんありますが、中でも三菱重工は主力となる部分を担っているだけに強いですね

宇宙関連銘柄リスト

会社名	コード	概要
Rudge-i	5572	人工衛星データ活用ビジネス
INCLUSIVE	7078	人工衛星データ活用ビジネス
大興電子通信	8023	スペースデブリ（宇宙ゴミ）観測システム
酉島製作所	6363	ロケットエンジンで使用する液化水素昇圧ポンプの開発
スカパーJSAT	9412	通信衛星保有。低軌道衛星ビジネスや衛星画像サービス、情報分析サービス
アストロスケール	186A	スペースデブリ（宇宙ごみ）除去サービス
三菱重工	7011	メインエンジン。ロケット射点整備。SLIM/H3関連銘柄。
IHI	7013	姿勢制御（スラスター）。液体酸素・液体水素ターボポンプ、固体ロケットブースター
NEC	6701	人工衛星
三菱電機	6503	人工衛星。着陸レーダー。SLIM関連銘柄
QPS研究所	5595	小型SAR衛星の開発・製造し画像データを販売
ispace	9348	月面へ顧客から預かる荷物を運ぶ事業
シンフォニア	6507	三菱重工と協力してロケット用サーボアクチュエーターなどの部品を開発
川崎重工業	7012	衛星フェアリング
アイネット	9600	人工衛星のシステム設計・運用
トヨタ	7203	月面探査車
アドソル日進	3837	衛星データ活用サービス
京セラ	6971	メインエンジン
シャープ	6753	薄膜太陽電池
古河電池	6937	ラミネート電池
セック	3741	故障予測ソフト
タカラトミー	7867	変形型月面ロボット
日本航空電子	6807	ロケット用慣性センサユニット
イーグル工業	6486	ロケットのジェットエンジンに使用するメカニカルシール
高砂熱学	1969	ispaceのコーポレートパートナー。水の電気分解の実証など目指す
セック	3741	デブリ（宇宙ごみ）除去の開発
日油	4403	ロケット向けに火薬などを開発・製造
津田駒工業	6217	ＪＡＸＡなどと宇宙・輸送関連の燃料タンクや製造設備の共同開発
日本アビオニクス	6946	人工衛星やロケットに搭載するハイブリッドＩＣやプリント配線板