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【タマホーム】株価下落の理由は?今後株価反発の可能性はあるのか将来性を解説

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ローコスト注文住宅を武器に業績上昇中のタマホームですが、2024年4月に株価は急落。24/5期第3四半期決算における進捗率の悪さに嫌気がさされたものと考えられます。

では、今後上昇の余地はあるのか?将来性と合わせて解説していきます。

こんな人におすすめ
  1. タマホームの投資判断に悩んでいる
  2. タマホームの株価下落理由が知りたい

タマホーム会社概要

中堅ハウスメーカー

1998年設立と比較的歴史の浅い、中堅ハウスメーカー。創業は福岡県であり、九州地方で事業を拡大したのちに東京に本社を移し、全国展開を進めています。

強み・特徴

事業の大半が木造の注文住宅。他社よりも価格の安いローコスト注文住宅が特徴です。

事業ポートフォリオ

セグメント詳細
  • 住宅事業:注文住宅の建築請負
  • 不動産事業:戸建分譲、マンション販売、サブリースなど
  • 金融事業:保険代理業、ファイナンス
  • エネルギー事業:メガソーラー事業
  • その他事業:広告代理業、家具販売・インテリア工事の請負など

海外比率

海外比率は10%未満であり、国内中心の事業展開となります。

こいち
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住宅着工件数が減少していくと予測される日本だけに、国内依存は不安材料と言えます。

タマホーム過去業績

売上/営業利益率

業績上昇/下落理由

得意の注文住宅を拡販するため、新規出店を加速。営業拠点を245ヶ所にまで増やすなど業績は右肩上がり。戦略商品である地域限定商品も順調に推移しているとしています。

こいち
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ただ、後述しますが24/3期は予想に反して進捗がかなり厳しい

EPS/ROE

着眼点
  • EPSは上昇傾向
  • ROEは8%を継続的に超えているか(8%未満の場合は上昇傾向かどうか)
  • 資本政策に積極的に取り組んでいるか

企業価値向上策/資本政策

ROEは20%超と高い値で推移。資本政策に関しては特に言及がありません。

自己資本比率/フリーキャッシュフロー

23/3末時点
  • 有利子負債比率:52.89%
  • 有利子負債額:184億円
  • 現金等:343億円
  • 流動比率:122%

財務の健全性は?

いずれの指標も及第点の水準であり、財務は問題ありません

配当/配当性向

※2024/04/12時点
  • 配当利回り:4.52%
  • PER:12.89倍
  • PBR:3.91倍
  • 総還元性向:71.4%
  • 株主優待制度:あり

株主還元方針/配当政策

経営成績に応じて株主の皆様への利益還元を継続的に行うことを基本方針としています。配当性向の目安などは公表していません。

株主優待制度

保有株式数と保有期間に応じた特製QUOカードの贈呈を行なっています。詳細は会社HPをご確認ください。

こいち
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この株主還元は魅力的!ただ、株価下落のリスクは注意…!

タマホーム株価推移

直近1年パフォーマンス

直近1年はほぼ一貫して日経平均をアンダーパフォーム。大手と比較しても飯田グループに次いで2番目にパフォーマンスが悪いことが分かります。

これは海外比率の低さが理由だと考えられます。売上に占める海外の割合が高い(50%超)住友林業は高パフォーマンス。大和ハウス、積水ハウスも海外進出を進めますが、国内依存のタマホーム以下は今後の成長性を懐疑的に見られているのでは無いでしょうか。

こいち
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他にもオープンハウスなんかも低パフォーマンス。金利上昇も相まって事業環境は厳しいと言えます

第3四半期決算で急落

第3四半期決算の内容を受けて4月に株価は急落しています。同期間の経常利益が前年同期比78.6%減と振るわず、計画に対する進捗率は12.0%と過去5年平均の53%を大きく下回っていることが理由です。

ただ、通期見通しの下方修正は行なっておらず、あくまで増収増益の見通しを維持しています。

こいち
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大方の見通しでは下方修正必至と見られてますが、もし達成すれば反発するかもです…

タマホームまとめ

ポイントまとめ
  • 強みのローコスト注文住宅を全国に展開させ、業績は右肩上がり
  • 配当利回り4%超に加え、株主優待付きの高還元銘柄
  • 直近1年の株価は振るわず、2024年4月には株価が急落
  • 国内依存であるため成長性が懐疑的であること、第3四半期決算の進捗の悪さに嫌気がさされたため
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投資家/コンサル
投資家ブロガー(投資歴5年)/日米高配当株を中心に個別株に投資中/経歴:大手メーカー→スタートアップ→外資IT→コンサル(独立)

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