【クニミネ工業】割安銘柄も株主還元強化の兆しあり？将来性やリスクと合わせて解説！
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高配当MAG.
【コーセル】17期ぶり最高益予想！大幅増配予想で高配当水準の電源メーカーの将来性は？
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- スマホから手軽に相場の全体像を把握
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24/5期は17期ぶりの過去最高益予想で大幅な増配を発表。予想配当利回りは約3.5%と急上昇し、一躍高配当銘柄にラインナップしたコーセル。本銘柄の魅力やリスクなどに関して考察して行きます。
- 配当利回り3.5%超えの高配当銘柄を探している
- 過去最高益を更新予定の業績堅調銘柄が好み
- コーセルへの投資判断に迷っている
結論
※A〜Hの投資分類はこちらを参考にしてください。
Contents
コーセル会社概要
電源メーカー
富山県に本社を構える電源メーカー。国内シェア首位級のスイッチング電源をはじめ、直流安定化電源装置やノイズフィルターの製造・販売を行います。
主要製品
製品区別
- ユニット電源：制御機器や半導体製造装置、医療機器向け
- オンボード電源：通信・放送機器や制御機器、医療機器向け
- ノイズフィルタ：一般産業機器や医療機器向け
- PRBX製品：スウェーデン及びドイツ拠点に鉄道・航空等、制御機器向け
海外比率
海外比率は約40%。2018年にPRBX製品を製造するスウェーデン電源メーカーを買収しており、そのシナジーを生むためにも欧州ビジネスの強化を重点戦略の一つに掲げています。
コーセルIR情報（業績/財務/配当）
売上/営業利益率
業績上昇理由
スマホやPCなどのデジタル製品は軟調も、自動車や産業機器向け需要が堅調。部材の調達状況も改善したことにより、顧客の生産が増産基調にあるとしています。
円安も追い風に17期ぶり最高益更新予想。
EPS/ROE
企業価値向上策（資本政策）
第10次中期経営計画の最終年度に当たる2025年度に向けてROEの目標は10%に設定。23/5期には10億円規模の自社株買いも実施しています。
具体策にこそあまり言及していませんが、株主還元はそこそこに行っています。
自己資本比率/キャッシュ
- 有利子負債比率：0.03%
- 有利子負債額：0.13億円
- 流動比率：669%
実質無借金経営
有利子負債以上に手元の現金を有しており、実質無借金経営。現金から有利子負債を引いたネットキャッシュは100億円を超え、総資産に占める割合は20%を超えるキャッシュリッチ企業です。
成長投資に向かうか株主還元に向かうか、財務体力はバッチリです。
配当/配当性向
- 配当利回り：3.59%
- PER：9.78倍
- PBR：1.07倍
- 総還元性向：65.8%
- 株主優待制度：なし
株主還元方針/配当方針
業績に連動した配当を行っており、連結配当性向35%を目安に利益還元を行うとしています。
目安値を超えて配当は出してますが、安定配当とは言い難いですね。
コーセル競合比較
PER/PBRの割安度
全社比で見ると割安ですが、業界全体で低調なため競合比では高い指標。サンケン電気はパワー半導体銘柄として注目を集めているため、やや比較対象とはしずらい側面があります。
オリジンや新電元工業と比べると安定して収益を出すことができています。
コーセル株価/将来性について
株価上昇/下落理由
ここ1年はほぼほぼ日経平均と同じようなパフォーマンス。競合比では大きくアウトパフォームしており、24/5期通期見通しにおいて上方修正を行い、17期ぶりに過去最高益更新見通しであることで注目を集めています。
リスク
2024年の年始に起きた震災の影響が懸念されていますが、今のところ生産には影響がないと報告を行っています。サプライチェーンの状況は確認中としており、中小企業だけにこれら部材の調達リスクなどは常に起こりうる問題と言えます。
コーセルまとめ
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ABOUT ME
投資家ブロガー（投資歴5年）／日米高配当株を中心に個別株に投資中／経歴：大手メーカー→スタートアップ→外資IT→コンサル（独立）
年間配当額は50万円オーバー！2023年10月末時点でポートフォリオの評価益は30%超え。過去持ち株の無配転落を機に銘柄選定を強化中
年間配当額は50万円オーバー！2023年10月末時点でポートフォリオの評価益は30%超え。過去持ち株の無配転落を機に銘柄選定を強化中
