銘柄分析
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【ビジネスエンジニアリング】まだまだ株価伸びる?累進配当に加え年4回の株主優待銘柄

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2023年大きく株価を伸ばし、業績も過去最高益を更新中のビジネスエンジニアリング。PER/PBRも高くなっており、少し手が出しづらい気もしますが、株価はまだまだ伸びるのか?事業内容を見ながら考察していきます。

こんな人におすすめ
  • 累進配当を公表している安定配当の銘柄を探している
  • 配当に加え、株主優待付きの銘柄が好み
  • 株価の上昇が狙える銘柄を探している
  • ビジネスエンジニアリングへの投資判断で迷っている

ビジネスエンジニアリング

B-EN-G(独立系SIer)

製造業向けにERP(基幹業務)システムの導入支援を行うシステム会社。旧社名は「東洋エンジニアリング」で、2019年より現社名に変更しています。他社製ERPのシステムインテグレーション、自社パッケージのライセンス販売が主な事業となります。

SAPパートナー

日本初のSAP(ドイツ大手ERPシステム)パートナーとして、製造業向けに特化してシステムの導入支援を行います。

事業ポートフォリオ

セグメント詳細 ※かっこ内は営業利益率
  • ソリューション事業(30%)
    • 他社製ERPシステムのインテグレーション
  • プロダクト事業(22.58%)
    • 自社製「mcframeシリーズ」等の開発・販売・導入
  • システムサポート事業(18.99%)
    • 各種システム導入後の運用・保守等

強み/特徴は?

製造業に特化しているため、業務プロセスや慣習を理解していること。自社システムでは生産管理システムに強みを有します。

スイッチングコスト高い

自社製システムの割合も4割弱有しますが、一度導入されるとリプレイスのハードルが高い製品と言えます。そのため、業績の凹凸が少なく、安定収益源となっていくことが推測されます。

海外比率

10%未満のため数字は公表されていません。日本企業の海外進出に向けた支援は行なっているものの、基本的には日本企業向けです。

業績/財務/配当などIR情報

売上/営業利益率

増収増益(過去最高益)理由は?

利益率の高い自社製品「mcframe」の業績が想像以上に好調。コロナ禍でDX化が一気に浸透したことも追い風に堅調に受注を増やしています。

EPS/ROE

企業価値向上策は?

ROE、EPSともに右肩上がりで申し分なしです。本業が好調なため、企業価値向上に向けた具体策等は特に示していません。

こいち
こいち

ROEは10%以上としていますが、その数字ならもはや出さない方が良さそうと感じますね。

自己資本比率

  • 有利子負債比率:1.08%
  • 流動比率:262%

財務は安全?

大きな設備投資(土地や建物)を必要としない業界だけに財務は至って健全。現金も貯まってきているため、内部留保に充てるのか成長投資(M&Aなど)に使うのか、財務戦略に注目です。

配当/配当性向

  • 配当利回り:1.77%
  • PER:20.15倍
  • PBR:5.03倍
  • 株主優待制度:あり

累進配当

累進配当および配当性向が中長期的に35%を上回るように努めることを基本方針としています。

株主優待

100株以上保有の株主に対し、年4回QUOカード(500円相当)を贈呈しています。

競合比較

PER/PBRは割安?割高?

将来性・安定性が高い業界だけに全体的に高めです。中でも自社システムが伸びているビジネスエンジニアリング、ISIDは高い水準。ただ、ここ5年で当期純利益が年平均30%以上で成長していることを加味する必要があります。

株価/将来性について

株価上昇理由は?

日経平均及び競合他社比で年初来大きくアウトパフォーム。今年度に入って2度の上方修正を行うなど、業績が堅調であることが要因です。

リスク

コロナ禍で一気に加速したDX需要はやや成長が緩やかになる可能性こそあれど、まだまだ需要は無くならないと考えられます。一方で、IT人材の不足は業界特有の課題であり、人材競争次第で企業間の差がつくことが想定されます。

将来性は?

明るいと考えています。なぜなら自社システムを有しており、かつ業績に占めるシェアが増えていることが大きな理由です。自社システムが強いことで収益性が高いこと、人材が集まりやすいことがメリットとなります。

人材競争が激しくなる同業界の中でも大きなアドバンテージになると考えられます。製造業の多い日本だけに、まだまだ開拓余地があるのではないでしょうか。

こいち
こいち

クラウドがどれだけ伸びていくかにも注目していきたいですね。

まとめ

ポイントおさらい
  1. コロナ禍のDX需要を追い風に自社システム好調で業績急伸長
  2. 財務は盤石で、貯まったキャッシュの使い道に注目
  3. 配当利回りは低いが、安心の累進配当に加え年4回の株主優待(QUOカード)
  4. 年初来で株価急上昇でPERは20倍超え
  5. ここ数年の成長性加味すると、株価/業績ともに上昇余地あり
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投資家/コンサル
投資家ブロガー(投資歴5年)/日米高配当株を中心に個別株に投資中/経歴:大手メーカー→スタートアップ→外資IT→コンサル(独立)

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